婚約指輪と結婚指輪。
文字だけ見るとよく似てるけど、当然のことながら、二つは全く別のもの。
プロポーズの時、男性から女性に贈る指輪が婚約指輪。
「婚約」とは結婚の約束。
その約束の証が婚約指輪です。
婚約指輪は男性のみが女性に贈るもので、女性はその指輪に対して現金や同等の価値を持つ指輪ではなくて、高級時計などで応えます。
これを「結納返し」といいます。
ちなみに、何故、時計なのかというと、「つねに肌に身に付ける事ができて、そのまま時を永く刻み続けることが出来るから」という理由からだそうです。
『愛』という感情の比喩というわけです。
ロマンチックですね。
次に。
結婚式の日、二人が結ばれた証として、男女お互いが双方の左手薬指にはめるのが結婚指輪。
永遠の愛を誓いあった証明が、結婚指輪ということです。
結婚指輪とは、二人の愛の証というだけではなく、周囲の人間に「私は既婚者である」と知らせる印でもあります。
このことにより、永遠の愛を誓いあった相手を裏切ることがないようにする戒めの役割を果たします。
それと同時に、周囲の人間にとっては、「他人の妻を誘惑せずに済む」という倫理的な境界線となります。
婚約指輪と結婚指輪。
この二つを結びつけるのが「婚礼」です。
「婚礼」とは儀式です。
その儀式に使われる指輪たちは、神聖な意味をもって扱われ、『二人の愛』の象徴として存在しているのです。